クラフトハウス【前編】

CRAFT HOUSE

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初めて福島へ向かう道中、美しい日の出を見ながら流れていたアゲ曲はこちら⇩

昨年の福島を記事に残しておきたい。

足踏み轆轤と鍛接ナイフの2講座をそれぞれ別日で受講した。

今回は、2023年4月30日の足踏み轆轤講座の様子を記事に残す。

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初の福島

単独で向かう福島。

週末、仕事を終えて2時間程度の仮眠後、6時間をかけて福島へ。

群馬あたりで美しい日の出を見ながら車を走らせた。

到着すればアドレナリン全開で、先程までの眠気はどこへやら。

人見知りな私は緊張感全開で奥さんの促しで井丸さんのおられるリビングへ。

暗めなトーンの明かりの中、自作と思われる薪ストーブ前の椅子で煙草を燻らせる伝説がいた。

着座した椅子やダイニングテーブルも自作なのが伺え、たくさんの書籍や作品が目の前に溢れている。

木製カップに美味しい珈琲。

全てが手仕事に溢れた空間。

木取り

当日の参加者の方とのご挨拶をし、美味しい珈琲を頂き、到着の一服タイムを終える。

初の足踏み轆轤講座の受講が開始された。

まずは軒先に積み重ねられた生木の原木の中から、桜材をチョイスし井丸さんがチェーンソーで木取りして下さる。

本当は日の当たる場所に材を置いておきたくないんだけどね… と井丸さんがポツリと仰る。

確かに、生木の保管場所には私も苦慮しており…

そして斧にてザックリと外形の形成。

この辺りは普段のカトラリー製作での過程と似たところもありスムーズに進行した。

初の足踏み轆轤

ドリルでホールを開けスピンドルを取り付け轆轤へセット。

刃物の当て方や体の使い方など丁寧に教えて頂き、実際に回していく。

簡単に見えるが実際はかなりのコツを要する作業で、汗だくでひたすら挽く。

初日は10センチ程度のボウル挽きなのだが、中々思うようにいかない。

慣れればこのサイズのものであれば2時間程度で完成させるものだ、と井丸さん。

滝汗かいて回し続け、お昼となる。

天気もよく、お昼は屋外でみんなで食べることに。

質問攻めに近い形で色々とお話を伺い、今後の私の糧となるものを沢山頂いた気がした。

談笑しながらタバコを巻き、燻らせる姿に、これまたミーハーな私は憧れを抱いてしまった。

昼休みも程々に、午前中の続きでひたすら挽いていく。

器挽き用のフックナイフ

初めて使ったのだが、刃物の当て方など基本的な部分はカトラリー製作の中でのそれと同じであり、

困ることは少なかったように思う。

基礎的技術や知識は助けになる。

生木の木工の初歩が、スプーンなどのカトラリー製作から入ることが多いことが理解できる。

そんなこんなで、疲労困憊でなんとか仕上がった器。

最後にポキっとやる恒例の瞬間を写真撮影して下さる。

感無量で初日は終了となる。

宿

終わった途端に疲労感増し増しで車を走らせること15分弱。

お世話になる宿に到着する。

古殿町役場側の旅館 喜楽亭に宿泊する。

呑み屋も中々ない様なので、最寄りのセブンイレブンにてアルコール購入し部屋呑みとする。

夕食は宿の食事を頂いたが、ボリュームもあり、何より海なし長野から来た私にとって

刺身盛りなど鮮魚を豊富に食せたのが嬉しかった。

女将さんも気さくな方でとても良い。

それなりに食べて呑んで満足して就寝する。

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