事が中々進まないこともあり、プロローグ的投稿が続く。
先週、実家の町道沿いの山桜が支障木として伐倒された。
大量の生の山桜材が身近から手に入り、感謝。
早速、数本の匙と木べらを彫ってみた。
私は基本的に桜を多用するのだが、生育環境なのか土壌の影響かわからないが、
赤身の表情にそれぞれ個性があり、杢を見るのが毎回ワクワクする。
今回の杢はというと…
霜降り和牛というか、瓜坊模様というか。
素晴らしいわ。
オイル入れたらどんな表情になるのか楽しみだ。
そんなこんなで、ドローで木べらの木地づくり。
朝のピリつく寒さと桜の生木の良い香りが相まって、
最高でしかない。
そんな爽やかなひと時を送った昨朝とは変わり、
本日はハローワークへ。
昨年10月を以って、16年務めた会社を私は辞めた。
脱サラだ。
近々自身で起業することは計画していたが、
会社を辞めるタイミングは見計らっていた感があった。
納得いかないこと続きで疲弊していたこともあり、思い切って退職。
信頼のおける相棒も同時に辞めた。
連絡もできずにいるが、相棒は元気にやってるだろうか。
変革のタイミングでは色々神様に試されることも多い。
今回の試練は昨年末のお袋の他界。
なんとなく、そのぐらいのイベントが降りかかるとの予感はあった。
当初の計画では、今頃、失業手当を受給しながら古民家のリノベーションを開始しているはずだったが、
予定のずれ込みにより、黙々とカトラリー製作を続ける毎日。
そして、先日やっと給付制限期間が開け、給付開始1回目の認定処理に行ってきた。
家族の間では肩身の狭い空気感を感じながら過ごしているが、
ま、しゃーない。
リーマン時代には無かった時間が今は沢山あるのだから、
今はこれからの色々な種蒔きの期間だと捉えて、日々行動あるのみだ。